社長ブログ
2014.07.18
システム構築で留意すべきこと
自社用にITシステムを構築する時に留意すべきことをご説明します。
1.5W1Hを明確にする。
いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、どのようにするということが明確でないと、目的に合致するシステムは構築できません。それ次第で、予算も大きく変わってきます。
2.システム開発を業者に丸投げにしない。
できれば社内でシステム開発をする方が望ましいですが、外注を使ったとしても、すべてを丸投げにしない方が賢明です。少なくともブラックボックス化した部分がないようにしないといけません。後で苦労するのは自分たちです。
3.そのシステム担当者は2人以上の体制にする。
社内にそのシステムがわかる人が1人だけの場合、その人が突然いなくなった時にシステムの運用ができなくなってしまうリスクがあるからです。
4.システム運用開始時には、必ず運用説明会を開催する。
システムは使われて初めて機能するものです。関係者に周知徹底して、使われるシステムをめざしましょう。
5.システム関係のドキュメントはできるだけ作成しておく。
システム関係のドキュメントとは、システム要件定義書、システム仕様書、基本設計書、詳細設計書、テスト計画書、テスト結果報告書・・・など多数のドキュメントがありますが、システムにかかわっていない人が見てもどのようなシステムかわかるようなドキュメントを作成しておいた方が賢明です。
他にも留意すべきことがあるかと思いますが、今回のポイントを一言に集約すると、「システムをブラックボックスにしてはいけない!」ということにつきると思います。
システムの構築は大変ですが、このポイントに留意して、ぜひビジネスを活性化するシステムを構築・運用してください。
コメント
- 第114回ミニTAMA西部会に参加してきました。
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- IT有効活用でビジネスを活性化する例