社長ブログ

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2016.03.21

ご存知ですか?「無料で専門家派遣してくれる制度」

 オフィス・イーユーシーの池本です。
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。

さて、今日は中小企業・零細企業の経営者の皆様にとても有益な情報をお届けします。

経営上いろいろなお悩みがあるかと思いますが、そんな時はどうされていますか?
そんな時は専門家に相談するのが良いですね!

でも、費用もかかるということで、そのまま悩みを抱えておられる経営者の方もいらっしゃるでしょう。
そんな経営者の方にお勧めなのが、今回ご紹介する中小企業庁の無料専門家派遣事業です。

そう、タダで年間3回まで税理士、弁護士、中小企業診断士、ITコンサルタントなど各分野の専門家に支援を受けることができる制度です。

平成28年3月14日から申請受付が再開されました。(予算がなくなると締め切られてしまうので、早い者勝ちです。)

詳しくは、ミラサポの派遣専門家検索・申請のページをご覧ください。(https://www.mirasapo.jp/specialist/index.html)

簡単に利用方法をご説明しておきます。

1.ミラサポの会員登録・企業登録をする。
2.お近くの「よろず支援拠点」か「地域プラットフォーム」に相談する。
3.専門家派遣依頼申請をする。
4.専門家派遣されてきます。
5.専門家の従事証明書の作成と支援内容の評価書類を提出する。

以上のように、そんなに難しいことはないので、ぜひ、そのお悩みを無料で専門家に相談してみてはいかがですか?

2016.03.16

人工知能がもたらす未来

 オフィス・イーユーシーの池本です。
先日、人工知能コンピュータ囲碁ソフト「AlphaGo」と韓国トップの囲碁棋士の対決があり、
5局中4局をコンピュータが勝利したということが話題になりましたね。

今回は、人工知能(AI)がもたらす未来について考えてみたいと思います。

冒頭の話でも分かるように、人工知能が加速度的に進化しています。
これは、近年のコンピュータの性能が飛躍的に向上して、ディープ・ラーニングという概念が実現できるようになったからだといわれています。

簡単にいうと、最初に正解のパターンを教えてあげると、後はコンピュータが自己学習して正解を導くというものです。

Googleは2012年、猫の画像を自動で認識することに成功しました。猫の特徴を最初に教えてあげると、
あとはコンピュータが大量の画像から自動学習して、猫というものはこういうものだと認識することができたのです。

このように画像パターンや音声パターンを自動認識できるようになって、人間の好み(必要とするもの)がわかるようになったのですね。
だから、人間との音声による会話もできるのです。

さて、ここまで進化してきた人工知能がもたらす未来とはどういうものでしょう。

もう、実用化されている人工知能を使ったサービスは、「みずほ銀行のコールセンター業務」が有名ですが、
他にもたくさんあります。ロボット受付を採用したホテルや介護見守りサービスなどもあります。
iPhoneのSiriやソフトバンクのPepperもバックエンドで人工知能に繋がっています。

医療分野でも大規模なデータベースから治療法を即時に探し出すことやヒットしそうな曲を判定することにも使えるようです。

意外と身近でも知らないところで人工知能の技術が生活に入ってきているかもしれません。

こうやって、人工知能は、我々人間の生活を便利にサポートしてくれるわけですが、人間の仕事を奪っていくことになるともいわれています。

近い未来に、例えば、次の職業などは人工知能+ロボットにとって代わられるのではないでしょうか。
・税理士や弁護士などの士業
・各種コンサルタント
・工場のワーカー
・銀行などの窓口業務
・各種トレーナー
・IT技術者

もちろん、(人間が)人間らしさを求められる仕事は残っていくと思いますが、それ以外の仕事は消えていく運命にあるのかも知れません。

いずれにしても、人間が選ぶ未来です。幸せな未来になるといいですね。

2016.03.05

IT活用で目指すものとは何か?

 オフィス・イーユーシーの池本です。
今回は、「IT活用で目指すものとは何か?」というテーマで書きたいと思います。

皆様の会社(お店)でもITを導入されていると思います。

「それは、いったいどういう理由で導入されたのでしょうか?」とお聞きすると・・・以下のような様々な回答があります。

・なんとなく
・プレゼンテーション資料などの文書作成のため
・エクセルで集計処理をするため
・経理処理や顧客管理などのパッケージソフトを使うため
・インターネットで情報を検索するため
・メールでのやりとりが必要だから
・事務処理で必要だから
・他社も導入しているから

「なんとなく」とか「他社も導入しているから」という回答も驚きですが、明確な理由がない状態で
ITを導入している会社が多いのも事実です。

少なくとも、ITを積極的に経営に役立てようという目的ではないように思います・・・

さて、「IT活用で何を目指すか?」というお話の前に、「IT活用で何ができるのか?」をお話します。

ズバリ、次の3点です。
◎情報の見える化
◎ビジネスの高速化
◎処理の自動化

私は常々「ITはビジネスを向上のために活用する道具である」と言っています。
上で示したIT活用でできることというのは、ビジネスの向上、言い換えると、経営全体のためのものであることがわかります。

つまり、事務処理というレベルだけでなく、事業レベル、経営レベルのIT活用というものが必要とされています。

けっして、高度なITシステムを導入することを指しているのではなく、IT活用の仕方でそれらが実現できるはずです。
また、ITシステムだけですべて実現できるわけではなく、業務フローなど全体を見直さなければいけないでしょう。

結論として、「IT活用で目指すもの」とは、上記の3点の機能を実現してビジネスを向上させるということです。

日本の企業、特に中小企業・零細企業は、ITの活用にまだまだ消極的な会社が多いですが、
IT活用で実現できることをご理解いただければ、積極的にIT活用に取り組んでいただけるのではないかと思います。

ITが苦手な社長さんも、IT人材を育成する・IT専門家を使うなどして、ぜひ、積極的なIT活用を実施してビジネスを
向上してください。