社長ブログ
2016.04.08
経営者がしてはならないITに関する行動
オフィス・イーユーシーの池本です。
今回は「経営者がしてはならないITに関する行動」というテーマで書きたいと思います。(あくまで私見です・・・)
当たり前ですが、経営者は企業の進むべき方向を決定する立場にあります。
したがって、経営者の行動は企業発展の上昇or下降を左右します。
一方で、いまやITなしでは経営は成り立たないと言われています。それほど、企業運営と密接に関係がある大事な施策なのです。
その経営者がITに関して間違った行動をとったら、企業経営も間違った方向に行ってしまうことになりますね。
以下に「経営者のITに関して問題だと思われる行動」を書きだしてみました。
【ITは一切使わない。】
まさか、こんな経営者はいないと思いますが・・・(汗) ご自分がPCをさわる必要はないですが、社内でITは必要です。
【ITに関することは、すべて業者に丸投げをする。】
IT業者にとって良いカモ、(いや失礼)上得意先ですね・・・ やはり、経営者が主体的にIT計画策定に関わるべきです。
【IT開発に関するプロジェクトは、IT部門主導で進める。】
プロジェクトリーダーはITを使う部門がなるべきですね。IT部門は、あくまでプロジェクトの目的をITを使って実現する立場です。
【IT導入は、ITオタクの社員に任せる。】
そのITオタクの社員は、経営を本当に理解していますか?経営者の立場でITを考えられなければだめですね。
友人のIT会社の(経営者でない)人に相談しても同じです。
【IT予算をむやみに増やすor減らす。】
IT予算は、何のための予算か理由を明確にして増額or減額すべきです。経営施策のために必要か否かです。
【IT人材を育成しない。】
IT人材は、すぐには育成できません。ITの重要性を考えたら、社内のIT人材の育成は必須です。
まだ、他にもあるでしょうが、ここで明確にしておきたいのは、「経営者は積極的にITに関わるべき」ということです。
企業の浮き沈みを左右するITに消極ということは、厳しい言い方をすると、経営を放棄していることと同義だと言えるでしょう。
もし、上に記述した行動で、ひとつでも思い当たる行動がありましたら、ぜひ、よく考えていただき、ITに積極的に関わっていただけたら幸いです。
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