社長ブログ
2014.05.23
パソコンの進歩
今や一家に1台は当たり前で、個人でも数台は所有しているパソコンですが、私が20歳ぐらいの時に世の中にでてきました。
当時は、「マイコン」と呼び、プログラミングに使う言語は「機械語」という、CPU(つまりパソコンの頭脳部品)が理解できる16進数の組み合わせで、コンピュータに命令を与えていました。
その当時のマイコンは、8ビットのCPUで、使用できるメモリの容量も数十KB(キロバイト)という本当に少ないものでした。私もアルバイトで稼いだお金をつぎ込んでシャープのMZ80Kというマイコン(確か約20万円ぐらい)のキットを買って、自宅でBasicというプログラミング言語を独学で勉強しました。ここから私のコンピュータとのかかわりが始まったと言えます。
やがて、IBMが「IBM-PC」というビジネス向けの8ビットパソコンをはじめ、日本でもNEC、富士通、東芝、沖電気などの各社が競ってパソコンを市場に投入しました。
その頃のパソコンのOSの主流は、ROM Basic、MS-DOS、CP/Mあたりで、記憶装置もカセットテープ、フロッピーディスクぐらいでハードディスク(100MBで100万円ぐらい)などは大型コンピュータでしか使われていなかったと記憶しています。
パソコンのCPUが8ビット➡16ビット➡32ビット➡64ビットと進化する間に、記憶装置もフロッピーディスク➡MO➡CD-ROM➡DVD-ROMへと、ハードディスク容量の単位もKB➡MB➡GB➡TB➡PBと飛躍的に進歩しています。
逆に価格はどうかというと、事務処理で使用する程度のパソコンでは、IBM-PC当時100万円ぐらいしていたものが、今では10万円もあれば十分な性能のパソコンが買えます。
これらのことがどういう意味をもつかといえば、昔なら大企業でしか導入できなかったパソコンというITツールが、今は中小企業で導入でき、ITを利用した各種の売り上げ分析や施策をとることができるということです。
規模やボリュームでは大企業に太刀打ちできませんが、ITを活用した分析や施策では大企業に引けをとらないことが可能なのです。
ですから、売り上げを伸ばそうと思うなら、ぜひITの有効活用をして、ビジネスの活性化を図ってください。
弊社では、ITの有効活用をご検討の企業の皆様に各種サービスをご提供しておりますので、一度お問い合わせください。