社長ブログ
2014.07.28
IT有効活用でビジネスを活性化する例
IT有効活用でビジネスを活性化する例を具体的なイメージでご説明します。
今回は、あるヘア・サロンで「顧客データベース」を構築して、売上げアップを図るというケースです。
ヘア・サロンAでは、「顧客情報」と毎日の「来店データ」はエクセルで管理していましたが、単に記録として残しているだけで、
そのデータを活用していませんでした。
そこで、エクセルで管理している「顧客情報」と「来店データ」をFileMakerを使い、「顧客データベース」を構築することにしました。
この「顧客データベース」では、次のようなデータ移行と新しい機能を持たせました。
・既存のエクセルのデータをそのまま移行
・予約表管理機能も追加
・顧客の名前から顧客情報を検索できる機能を追加
・顧客別の来店履歴を検索できる機能を追加
・顧客のカット時の写真を保存・参照できる機能を追加
・顧客への来店勧誘メール、記念日お祝いメールなどの通知機能の追加
・iPadを使ったカルテ参照・記入機能の追加
ヘア・サロンAの「顧客データベース」構築後の現場は次のようなイメージとなります。
[開店前]
➡当日の予約状況(時間と顧客)をPC(iPad)で確認する。
前回来店から3週間経った顧客、もうすぐ記念日の顧客の一覧を確認し、来店勧誘メールを送信
[顧客から予約電話が入った時]
➡iPadで、すぐに顧客の名前から顧客情報を検索し、前回の来店日を参照。今回の予約日時を入力。
[顧客が来店した時]
➡iPadで、その顧客のカルテを呼び出し、前回の写真も見せながら、今回のオーダーを聞く。
[閉店後]
➡本日の来店顧客数、売上の集計をする。
これらは、一例ですが、エクセルで管理していたデータをデータベース化したシステムを構築することで、顧客満足度の向上と
さらに新規顧客の獲得に繋がっていくことは容易に想像できます。
データを有効活用することこそ、ビジネスの活性化に繋がります!
さぁ、エクセルのデータ管理から1歩進めて、データベース構築をご検討ください。