社長ブログ
2014.09.27
FileMakerに対する誤解
こんにちは、オフィス・イーユーシーの池本です。
今日は、「FileMaker」というソフトに対する誤解について書いてみようと思います。
システム関係の仕事をしている人に「FileMakerって知っている?」と聞くと、返ってくる答えで多いのが、
「知っているよ。カード型データベースでしょ?」というものです。
古いバージョンのFileMakerをかつて使ったことがあり、その時のイメージが残っているのでしょう。
そして、その人たちのFileMakerに対する評価というのは、「カード型データベースなので大したことない」と
いうものです。
かつてカード型データベースが流行った時代もありました。その時の機能や性能だったら「大したことがない」という評価も頷けますが、今やFileMakerのバージョンも13が最新(2014/9/27現在)で、本格的なリレーショナルデータベースになっています。OracleやSQL Serverなどの本格的なリレーショナルデータベースに負けていません。
しかも、Windows、mac、iPhoneやiPadなどのiOS端末でデータベースを共有できます。FileMaker Serverを使えば、Web Directという機能でブラウザからもデータベースの更新ができます。
FileMakerの凄いところは、初心者からIT専門家まで幅広いユーザがITシステムを簡単にデータベースシステムを構築できるところなのです。
よくマイクロソフトのAccessと比較されることが多いですが、AccessはVBAやSQLを使えるIT専門家でないと敷居が高いツールです。とても初心者では扱いきれません。
ところが、FileMakerは、初心者でも比較的簡単にデータベースやロジックを構築できようになっています。
私はITに携わって30年以上経ちますが、FileMakerに出会い、そのIT構築に関する生産性の高さや容易さに驚かされました。それほど、素晴らしいツールなのです。
システム専門家がプログラミング言語を使って5日ぐらいかかるシステムでも、FileMakerだと2~3時間ぐらいでできてしまうことだってあるのです。(もちろん、すべてという訳ではないですが)
FileMakerは大したことないと思っていた方々は、ぜひ最新版のFileMakerの素晴らしさを体験してみてください。
きっと目からウロコの体験ができることでしょう!