社長ブログ
2015.04.28
ドローン(飛行ロボット)とは?
オフィス・イーユーシーの池本です。
最近、飛行型ロボットの「ドローン」のことが連日話題になっています。今回は、ITの応用分野としてのロボット、特に話題の飛行型ロボット「ドローン」について自分なりの考察を書きたいと思います。
1.ドローンはなぜ話題になるのか?
これまでに比べて、低コストで小型・軽量、飛行性能の向上が大きいのではないかと思います。何といっても個人でも入手できるぐらいの価格です。技術の進歩のおかげですね。
2.ドローンはラジコンヘリとは違うのか?
もちろん、いろいろな機種があると思います。単にラジコンで手動操作するだけでしたら同じですが、ドローンの可能性として、GPSを搭載して自律型の飛行ができるものもあるようです。
3.手動制御のドローンの弱点
ラジコンで操作するタイプでは、電波で制御信号を送るので、複数のドローンの制御が難しいと思われます。また、電波法の規制もあって、決められた電波出力での到達距離以内でしか制御できないので、それを超えてしまうと墜落ということになってしまいます。そうすると街中では飛ばせないですね。
4.ドローンの可能性
カメラを搭載して飛行できるので、3次元データの収集や上空からの対象物の撮影ができるのが一番のウリですね。AIを使った自律制御型のドローンが登場すれば、警備の分野や危険地域の状況調査なども可能です。
5.法整備の必要性
現在、ドローンの運用に対する法整備が追い付いていません。ドローンを使った犯罪や事故なども色々とでてくる可能性があります。早急に法整備をしてほしいですね。ただし、ドローンの可能性を奪うような規制ではなく、例えば車のように所有者の登録をさせるようにするとか、ドローン操縦免許とかですかね。
それが人々にとってよいことかどうかはわかりませんが、映画で出てきた無人偵察ロボットの世界がもうそこまで来ているのを感じます。ITがいっそう人々の生活に身近になってきたということなのでしょうね・・・