社長ブログ
2015.07.16
社長に必要なIT知識/能力とは?
こんばんは。オフィス・イーユーシーの池本です。
今日は、社長に必要なIT知識/能力とは何か?ということを書きたいと思います。
時々、「オレはパソコン教室に通ってExcelやWordを勉強しているよ!」ということをおっしゃる社長さんがいらっしゃいます。もちろん、ExcelやWordができないよりはできた方がよいと思いますが、それが重要ではありません。
今の世の中、社員であれば、ExcelやWordなどのパソコンを操作する能力は必須だと思いますが、社長が必要なIT知識や能力はそういうことではありません!パソコンの操作は、極力社員に任せてください。
ひとことで言うと、経営者が必要なIT知識/能力とは、「ITで何ができるかを理解している」ということです。
もっと言うと、「ITをビジネスでどのように応用できるかというアイデアを生み出すことができる能力」です。
例えば、次のような発想ができるといったことです。
(( 社長の心の声 ))
社内のネットワークでつながったPCで、サーバ上のデータベースを共有することができるな。
それなら、今、Excelで管理しているデータをやめて、顧客データベースを作って、社員に顧客情報をすぐ取り出せるようにしよう。
そうだ。外出先から、スマホでその顧客データベースにアクセスできるようにしたら、顧客の詳細情報がすぐに取り出せて、営業活動に役立つな・・・・
ITでできることを知っているとビジネスに繋がるアイデアが浮かんできて、ビジネスそのものが向上していくということです。
ですから、社長さんがIT知識を勉強するには、パソコン教室に通うことではなく、ITで何ができるかをIT関係の書籍を読んだり、インターネットで調べたり、手っ取り早いのは、IT専門家にITで何ができるのかを教えてもらうことです。
社内にIT専門家がいない場合は、経営者向けのIT関連のコミュニティに参加するのもよいでしょう。(弊社でも、「i活倶楽部」という経営者向けのITコミュニティを主宰しています。ご一考いただけたら幸いです。)