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社長ブログ

2015.12.18

データ・バックアップのポイントとは?

 オフィス・イーユーシーの池本です。

今回のテーマは、「データ・バックアップ」についてです。
ITシステムを運用していると、あらゆるタイミングで新しいデータがどんどん生成されてきます。

そのITシステムが何らかのシステムトラブル(例えば停電など)でクラッシュした時に、その扱っているデータが破損してしまうことがあります。

そのITシステムを開発した人がいたり、データの解析ができる人がいれば、可能であれば、破損したデータを修復して、
システムの運用を続行できるのですが、そういった人材がいない場合は、外注の業者に依頼して同様の作業をしてもらうことになります。

しかし、最悪の状況では、データが永遠に復旧できないケースもあり得ます。

こんな時に、助けになるのが、「バックアップ・データ」です。

少なくとも、データをバックアップした時まで遡ることができるので、そこからデータが破損した時までのデータ更新をしてやればデータが無事復旧できるのです。

データ・バックアップの重要なポイントは以下のようなことです。
①バックアップサイクル(毎日? 毎週? 毎月?) ←いつまで遡りたいか?
②バックアップ時刻(日中? 夕方? 深夜?)   ←どのタイミングのデータなのか?
③バックアップメディア(テープ? ハードディスク? memory? 別サーバ?) ←データ容量は?

④バックアップ拠点(同じビル内? 遠隔地?)  ←地震対策が必要か?
⑤バックアップ方法(手動? 自動?)       ←運用は?

どのようなデータ種類のバックアップを取るのかで、どのようにバックアップするかが変わってきます。
例えば、銀行などのオンラインシステムであれば、ほとんどリアルタイムでバックアップをとり、さらに日別、週別、月別とバックアップを必要とするでしょうし、小さなお店で毎日の売上集計をするのであれば、毎日、閉店した後でバックアップをとればよいでしょう。

会社全体のシステムの場合は、システム担当者がバックアップ計画を立ててバックアップをします。

社員毎でも手動でバックアップして業務を進めることも必要です。
例えば、ホームページ更新担当の方は、ホームページを更新する前に、修正するファイルをどこかにコピーしておいてから、修正するという具合です。おそらく、皆さん、無意識にそんなことをされていると思います。
ホームページに限らず、重要なファイルは必ずバックアップしてから作業するような習慣にしましょう!

バックアップは保険的な意味で必須です。いつか、必ず、バックアップしておいて助かった~!と思う日が来ます。

もし、今、ちゃんと定期的なバックアップをされていないとしたら、ぜひ、これからでもよいので、定期的なバックアップをお勧めします。

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