社長ブログ
2016.02.21
「経営の見える化」のために
オフィス・イーユーシーの池本です。
今回のテーマは、「経営の見える化」のためにITを活用しましょうというお話です。
経営者にとって、会社の経営に関する状況がハッキリと見えると経営判断もしやすいですよね。
売上、経費、売れ筋商品、死に筋商品、不良在庫、優良顧客、不良顧客、社員情報、市場情報などいろいろな情報が会社の中にはあふれています。
御社では、これらの情報がハッキリと見える仕組みがありますか?
ここでいう「ハッキリと」というのは、担当者から口頭で聞くのではなく、経営者自身が見てわかるデータになっているか?ということです。
「担当者から聞く」ということは、経営判断をすべき社長ではない担当者の思い込みが入ってしまい、
正確なデータが見えてこないことがあるので、誰が見ても同じ数字で表現することが必要です。
できれば、時系列の状況をグラフにすることで、よりわかりやすくすることができます。
そのデータを見て、経営者は経営判断を行い、自社のビジネスの舵取りをしていくのです。
データを見える化することで、それらを社員に公開することで、社員一丸となって、会社の方向性のベクトルを合わせることができるのです。
さて、それでは、「経営の見える化」はどうするのか?ということですが、最初にお話したように、ITを活用するのです。
いろいろな状況をデータ化することで、コンピュータで処理することができるようになりますので、
まずは、どうやってデータ化するかを考えてください。
売上や経費などはもともと数字データですので、予定と実績でよいですが、顧客満足度などはアンケートなどで
数値化する必要があります。
また、売れ筋商品や死に筋商品などは、データを集計・分析して、対象をあぶりだす必要があります。
社員情報も人事評価に使う項目はデータ化する必要があるでしょう。
これらの「見える化のためのデータ」が決まったら、データベースを構築して、データを蓄積、分析する仕組みを作りましょう。
当然ならがら、これらの仕組みはITを使わなければ難しいでしょう。
これらの経営判断のためのデータをすぐに見ることができれば、経営者は状況の変化に素早い対応がとれます。
経営にとって、「スピードは命」ですから、ITを活用して、「経営の見える化」を実現するシステムを構築することは非常に重要なことです。
特に、現在、「経営の見える化」がされていない会社様は、今からでも遅くないので、ぜひ、「経営の見える化」のできるITシステムの構築をお勧めいたします。