社長ブログ
2016.03.05
IT活用で目指すものとは何か?
オフィス・イーユーシーの池本です。
今回は、「IT活用で目指すものとは何か?」というテーマで書きたいと思います。
皆様の会社(お店)でもITを導入されていると思います。
「それは、いったいどういう理由で導入されたのでしょうか?」とお聞きすると・・・以下のような様々な回答があります。
・なんとなく
・プレゼンテーション資料などの文書作成のため
・エクセルで集計処理をするため
・経理処理や顧客管理などのパッケージソフトを使うため
・インターネットで情報を検索するため
・メールでのやりとりが必要だから
・事務処理で必要だから
・他社も導入しているから
「なんとなく」とか「他社も導入しているから」という回答も驚きですが、明確な理由がない状態で
ITを導入している会社が多いのも事実です。
少なくとも、ITを積極的に経営に役立てようという目的ではないように思います・・・
さて、「IT活用で何を目指すか?」というお話の前に、「IT活用で何ができるのか?」をお話します。
ズバリ、次の3点です。
◎情報の見える化
◎ビジネスの高速化
◎処理の自動化
私は常々「ITはビジネスを向上のために活用する道具である」と言っています。
上で示したIT活用でできることというのは、ビジネスの向上、言い換えると、経営全体のためのものであることがわかります。
つまり、事務処理というレベルだけでなく、事業レベル、経営レベルのIT活用というものが必要とされています。
けっして、高度なITシステムを導入することを指しているのではなく、IT活用の仕方でそれらが実現できるはずです。
また、ITシステムだけですべて実現できるわけではなく、業務フローなど全体を見直さなければいけないでしょう。
結論として、「IT活用で目指すもの」とは、上記の3点の機能を実現してビジネスを向上させるということです。
日本の企業、特に中小企業・零細企業は、ITの活用にまだまだ消極的な会社が多いですが、
IT活用で実現できることをご理解いただければ、積極的にIT活用に取り組んでいただけるのではないかと思います。
ITが苦手な社長さんも、IT人材を育成する・IT専門家を使うなどして、ぜひ、積極的なIT活用を実施してビジネスを
向上してください。