社長ブログ

2014.06.03

日米の経営者のITに対する姿勢の違い

 本日読んだ雑誌に「日米の経営者のITに対する姿勢」について書いてあって、少しショックを受けました。その根拠となるデータは、JEITA(電子情報技術産業協会)がそれぞれ200人程度の非IT部門の経営層/事業責任者に対するアンケート(2013年6月)なのですが、その傾向は読み取れるのではないかと思います。

ITは
極めて重要      日本15.7%  米国75.3%
重要          日本52.8%  米国19.6%
どちらともいえない  日本24.1%  米国 3.6%
あまり重要ではない 日本 7.4%  米国 1.5%

日本の経営者にとってITの重要性に対する認識は米国に比べて、かなり開きがあるのです。正直、ここまで開きがあるとは思いませんでした。

以下は、別の書籍のIT投資目的のアンケート結果の分析です。(ガートナー2007年~2008年)
日本は、「業務コストの削減」、「業務プロセスの効率化」が米国より高い。
米国は、「顧客満足度の向上」、「競争優位の獲得」、「売上の増加」、「新規顧客の獲得」など日本よりも高い。

つまり、日本はITを消極的な目的で捉え、米国はITをより積極的な目的で捉えていると言えます。

グローバル化の波が押し寄せている現在、日本もITに関して、もっと積極的に活用することが求められています。特に、中小企業や零細企業は、ITをもっと積極的に活用すべきなのです。
ITを有効活用することで、国内の大きな会社に匹敵するパワーを得られるのではないでしょうか?

IT有効活用の取り組みを いつからやりますか?

今でしょ!

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