社長ブログ
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2014.06.28
IT人材の養成のポイント
中小企業の課題のひとつが「IT人材の養成」ということです。
IT人材を、IT専門家という狭い意味で捉えると、中小企業や零細企業では、そういった人材を雇用していることは稀であるかも知れませんが、少しITのことがわかるという意味ならぐっと人数も増えることでしょう。
しかし、ここでいう「IT人材」という意味は、もう少し深い知識をもった人材を指します。
全社的なITリテラシーの向上を図るのはもちろんのことですが、会社のビジネスにとってのITの活用のアイデアを検討し実現できる知識とビジネスの知識の両面をもった人材が必要なのです。
ビジネスを取り巻く環境に対応するためのITにはどんなものがあって、そのうち自社で導入すべきITは何かを検討、実現できる人材なのです。
そういった意味では、ビジネスに関することは経営者が適任ですが、経営者に対してIT関連の知識を補佐していけるような人材がよいのではないでしょうか?
以下にそのようなIT人材を養成する時のポイントをまとめました。
・経営者も大まかでよいので、ITの知識を勉強すべし!
・ITリーダーを任命すべし!
・ITリーダーのもと、プロジェクトで、IT活用の推進を検討せよ!
・ITは目的ではなく、ビジネス実現の道具だということを肝に銘じるべし!
・社員全体のITスキルを向上せよ!(習うより慣れよ!)
さあ、経営者を筆頭に、IT人材を養成して、ビジネスを活性化しましょう!
2014.06.15
第2サイト公開しました。
2014.06.03
日米の経営者のITに対する姿勢の違い
本日読んだ雑誌に「日米の経営者のITに対する姿勢」について書いてあって、少しショックを受けました。その根拠となるデータは、JEITA(電子情報技術産業協会)がそれぞれ200人程度の非IT部門の経営層/事業責任者に対するアンケート(2013年6月)なのですが、その傾向は読み取れるのではないかと思います。
ITは
極めて重要 日本15.7% 米国75.3%
重要 日本52.8% 米国19.6%
どちらともいえない 日本24.1% 米国 3.6%
あまり重要ではない 日本 7.4% 米国 1.5%
日本の経営者にとってITの重要性に対する認識は米国に比べて、かなり開きがあるのです。正直、ここまで開きがあるとは思いませんでした。
以下は、別の書籍のIT投資目的のアンケート結果の分析です。(ガートナー2007年~2008年)
日本は、「業務コストの削減」、「業務プロセスの効率化」が米国より高い。
米国は、「顧客満足度の向上」、「競争優位の獲得」、「売上の増加」、「新規顧客の獲得」など日本よりも高い。
つまり、日本はITを消極的な目的で捉え、米国はITをより積極的な目的で捉えていると言えます。
グローバル化の波が押し寄せている現在、日本もITに関して、もっと積極的に活用することが求められています。特に、中小企業や零細企業は、ITをもっと積極的に活用すべきなのです。
ITを有効活用することで、国内の大きな会社に匹敵するパワーを得られるのではないでしょうか?
IT有効活用の取り組みを いつからやりますか?
今でしょ!